こんにちは!Ryoku(@ryoku_dev)です。
先日公開した、ランキングデータから商品ページに販売数を表示するChrome拡張「rankle」ですが、予想外によい反応をいただき驚いております。
今回、調子に乗って、商品一覧ページにまとめて販売数を表示したり、それで商品を絞り込んだりと、新しい機能を追加しました!
rankleのインストールはこちらから。
基本的な使い方はこちらの記事をご参照ください。
rankleの新機能
ズバリ
- 検索結果やストアフロントなどAmazon商品一覧ページにまとめて販売数を表示
- 販売数で一覧商品をフィルタリング
- 表示中の商品のASINを抽出
- AutoPagerizeにも対応
です。一つずつ使い方とともにご紹介します。
商品一覧ページにまとめて販売数を表示
新しいrankleをインストールすると、商品一覧ページの右上に三角マークが表示されます。
これをクリックすると、一覧に表示中の商品の販売数がまとめて表示されます。
販売数で一覧商品をフィルタリング
この状態でChrome拡張のrankleのアイコンをクリックするとパネルが表示されます(CSV登録の時と同じものです)。
パネル下部のスライダーを動かす(or 数値を入力する)と、それ以下の販売数の商品が非表示になります。
表示中の商品のASINを抽出
クリップボードのアイコンを押すと、表示中の商品のASINがクリップボードにコピーされます。
AutoPagerizeにも対応
AutoPagerizeで次ページを追加表示すると、追加されたページの右上にも三角マークが表示されます。
三角マークを押すと、販売数が未取得の商品全てについて販売数を取得します。なので、ページが追加されるたびに三角マークを押しても、まとめてページを追加した後に三角マークを押しても、表示中の全ての商品の販売数を取得します!
以上、紹介した4つの機能を使うと、以下の手順で売れている商品のASINだけ抽出できます。
- Auto Pagerizeで1ページにまとめて商品を表示する
- 三角マークを押して全ての商品の販売数を取得する
- フィルタリングをして販売数の多いものだけを表示する
- 表示中の商品のASINをコピーする
注意事項
- ストアページには対応していません
- Auto Pagerizeによって表示が崩れている場合、違うタイプの一覧が追加される場合には、rankleも正常に動作しません。ページリンクから次ページを開いてください
また、Amazonの商品一覧ページは、実はかなりのパターンがあり、アカウントによっても変わってくるみたいなので、正直全てのページでうまく動く保証はできません。動かないページがありましたらご報告いただけるとありがたいです。
まとめ
前回公開したrankleは、個別の商品ページに販売数を表示するものでしたが、今回、機能追加し、商品一覧ページにまとめて販売数を表示できるようになりました。
併せて、Auto Pagerize対応、販売数でフィルタリングする機能・ASINを抽出する機能をつけました。結果、Amazonサイト上で売れている商品を抽出するプラグインのようになってしまいました。
この路線を突き進むなら、Keepaから販売数データを取ってきて表示したくなってしまいます。が、そんなことしたら、Keepaのトークンがいくらあっても足りませんし、そもそものツールのコンセプト(Keepaなき時代にも使える販売数表示ツール!)が崩壊です。
これに関して、別のアイデアも温めつつあるのでまた次の機会に!
Keepaでデータを取るなら、トークンのやりくりをちゃんと考える必要があります。公開中のSHEET for Keepaは、そこを真剣に考えた商品情報取得ツールなので、よければこちらもどうぞ!