はじめまして! Ryoku(@ryoku_dev)と言います。
この記事では、このブログ「ツールドブッパン」と、わたし「Ryoku」のご紹介をします。
ツールドブッパンについて
まずはこのブログを通してみなさんにお伝えしていきたいことです。
ブログの目的
わたしは2017年に欧米輸入を始めました。Webの情報を集めた後は早速ツールの試作に取り掛かり、「これはうまく回りそう!」と確信を得た後で初めての仕入れを行いました。
以来、物販で生計を立てながらも、コードエディタを触らない日はないぐらい開発を続けています。もう趣味です。
このブログでは、自作のツールを作りたい(作ってもらいたい)人に向けて、わたしがツール開発を通して得た知見をお伝えします。
また、ツールの役割は作業の効率化と管理の精緻化です(と思います、多分)。自作ツールに興味がない人へも、この観点から物販ビジネスに役立つ情報をお伝えします。
そして、これまで開発してきたツールを公開していきたいと考えています。
メインコンテンツ
ツールドブッパンで主にお伝えするトピックは次の3つになります。
1. プログラミング情報
欧米輸入・Amazon販売を主なターゲットとして、ツールの大体をGoogle Spreadsheet + Google Apps Script、Chrome拡張、Electronで作っています。
なので、MWS API、Keepa API、Google Apps Script(GAS)、Javascriptの情報を中心にお伝えします。ソースコードだけでなく動くサンプルプログラムも載せていきたいと思います。
自作ツールを作ろうとした時、自分でコードを書くのではなくプログラマーさんにお願いするケースが多いと思います。「プログラミングの情報なんていらね」とお思いのあなた! 人にお願いする上でも何ができて何ができないかを知ること、どうやったらうまく出来るかを伝えることはとても大事です。なので、このブログではノンプログラマーにも分かりやすい記事を心がけています。
2. 効率化手法や管理方法
「効率的」、なんて甘美な響き。きちっとモノ・カネが管理できていないと心がムズムズします。正直なところ商品開発やマーケティングにはあまり情熱を注げず、自分が大好きなのは「やり方」を磨くことだということに、ある日気づきました(その手段の一つがツールです)。
同じ趣向を持つ人、逆に、ルーチンが嫌い・管理したくない、という人に向けて役に立つテクニック・考え方をお伝えします。例えば、MyUSの価格入力効率化、手早い商品ラベルの貼り方、販売した商品ごとの利益計算方法、複数販路での売上集計方法などなど。
3. ツールの公開
リサーチ、仕入れ、納品、在庫確認、価格改定、売上集計、リピート仕入れと、欧米輸入の一通りをワンストップで自作のツールで行なっています。脳死状態でも回せる=半自動化しています。
半自動化において、ワンストップで実行できる、データが一元化されている、ことがポイントだと思っています。Excelでマスター管理しつつ、いろんなツールを開いて、CSVをダウンロード・アップロードして、だと接合部分でミスしたり、人に任せるのが難しくなります。優れたツールがさまざま世にある中で、ここに自作ツールのニーズがあるのだと思います。
上の囲みと矛盾するようではありますが、ASIN取得、MyUS価格入力支援など切り出せる部分は無料公開していき、ワンストップのツールとしては「やり方」も含めて希望者に有償提供できたらいいなぁと企んでいます。
(試用してもらっている友人から「(特にリサーチ部分について)これを無料公開してしまったら欧米輸入が崩壊する」と言われています・・・)
わたし(Ryoku)について
続いて、このブログを書いているわたしについて、ビジネス、経歴、プライベートの面から紹介させていただきます。
ビジネス
アメリカ・ヨーロッパのメーカー、卸、ショップ、Amazonから仕入れをし、日本のAmazon(+楽天、Yahoo!ショッピング)で販売をする欧米輸入を行なっています。
おっと、見栄を張って「メーカー」を一番に書きましたが、Amazonなどの小売から仕入れをする、いわゆる単純転売が大好きで、比率も高くなりがちです。ブログの紹介でも書きましたが、「作業のやり方を磨く」ことに喜びを感じるためシステマチックに進められるところがあっているのだと思います。
このような物販ビジネスの傍で、ひたすらにツール開発を行なっています。むしろツール開発の傍で物販しています。日々生じるタスクや見つけたよいやり方をツール化して、そのツールを元によいやり方を考えて、ということを延々と繰り返しています。
今、物販にかけている時間は仕事全体の2割程度です。その中で通訳以外の外注は使わず、納品代行も使ったことがありません。周りからは「空いた時間でもっと上のビジネスをしなさい」と言われますが、どうしても好きな開発に時間と熱量を注いでしまいます。結果、自分で使うだけならば不必要な部分にもこだわったものになっています。実のところ、この膨大な時間をかけた成果物を何かしらビジネスに繋げたいというのがこのブログを始めた一つの正直な理由でもあります。
経歴
2017年7月に欧米輸入を始め、2018年6月に専業となり、その年の終わりには当面の目標だった月利100万円を達成できました。
それまではコンピューターメーカーで研究職として働いていました。IT系と言えばそうなのですが、現場のエンジニアでもなく、プログラミングも試作開発の際に少し使う程度でした。ただ、研究対象がシステム開発自体だったので、SEやデザイナーの人たちと一緒に仕事することが多く、広くITに対する勘所は持ち合わせている(はず)です。
ただ、会社員時代、仕事が嫌いで仕方ありませんでした。LINEの名前下の欄に「Work is a four-letter word!」と書いていたり、星野源の「ワークソング」を呪いの気持ちで聴いていたりしていました。晴れて退職するまでの10年間以上、「どうやったら仕事を辞められるだろうか」ばかりを考えていました。
別にパワハラを受けていたわけでも、長時間労働だったわけでもなく、世の中にはもっともっときつい思いをして働いている人はいるはずなのですが、とにかく会社員としての適性がなかったという他ありません。基本的なモチベーションは「どうやって頑張っているように見えるが、成果を出さないか(成果が出ると仕事が大変になる)」でしたから、会社から見たら本当にひどい社員です。
そうして見つけた輸入ビジネスも、始めは会社を辞める手段で、最低限の水準でも家族と生きていければそれでいい、と思っていました。それがすぐに「時間があればとにかく仕事をしたい」「もっともっと成果を出したい」と思うようになるなんて。 新しい私よ、こんにちは!の瞬間でした。
経歴のはずが、いかに自分が仕事辞めたかったか、という話になってしまいました。もちろんこの先どうなるかはわかる由もありませんが、自分のビジネスを始めたことは人生観を変える大きなターニングポイントだったことは間違いありません。
プライベート
あたらめまして、Ryokuと言います。1979年生まれ、愛する妻と2人の息子と暮らしています(2020年春、コロナ禍の真っ只中に次男が誕生しました)。
前項では自分のビジネスを始めた理由を「仕事辞めたい辞めたい辞めたいfxxx」とばかり書いてしまいましたが、家族との時間がもっともっと欲しいというのも大きな理由でした。会社員時代は「やりたくない仕事」vs「大切な家族との時間」というわかりやすい構図で戦っていましたが、今は「やりたい仕事」vs「大切な家族との時間」とこれはこれで苦しい葛藤を強いられております。
趣味は、アウトドアでは、スノーボード、ゴルフ。最近はめっきり行けていませんが、代わりに近所のお父さん達との間でスケボーが一大ブームです。きっかけは子供のブレイブボードに乗ったこと。そこから火がつき、今では5件の家の前にスケボーが立て掛けてある珍事態となっています。
インドアでは、音楽鑑賞(indie rock)、ラジオ鑑賞。耳を好きな音で満たしながら仕事できる喜びは代え難いものがあります。本を読む時間が取れず読書の代わりにAudibleも活用しています。一日中耳が休まる暇がありません。
ドイツなどのボードゲーム、カードゲームも大好きです。ヨーロッパから面白そうなゲームを輸入するとついつい自分で買い取ってしまいます。3歳の子供もすでに10個以上所持していて「ゲームしよう!」と代わる代わる引っ張り出してきます。将来が楽しみです。
おわりに
ここまで読んでくださり本当にありがとうございます!
打算的な思い(?)もありながら始めることにしたブログですが、今まで内に向かい自分のためだけに積み重ねてきた知見、テクニック、プログラム、思想を外に向けて発信していくことで、少しはみなさまのお役に立てるものがあるのではないかと思っています。
物販ビジネスは間違いなくわたしとわたしの家族を幸せにしましたし、開発にしても初めて自分が使うものを欲しいように作る喜びを知りました。
このポジティブな感情が少しでも多くの人の心に現れれば、こんなに素敵なことはありません。
今後ともツールドブッパンとRyokuをどうぞよろしくお願いいたします。