LISTIQリサーチでは、複数のスプレッドシートや、複数のスプレッドシート内のシートに対応しています。扱う商品の数が数万個と多い場合には、動作異常の原因となるため、この解説を読み分割することを検討してください。
2020年9月現在、スプレッドシート内のデータが多くなると、接続ができなくなり、タイミングによってはそこから全く操作できなくなる深刻なバグが発生しています。
国内版のスプレッドシートで4万行、輸入版のスプレッドシートで3万行程度を超えないように運用をお願いします。
また、もしもの時に備えて、設定シートの解説を参照してバックアップの機能を有効にしてください。
目次
スプレッドシートを分ける
LISTIQリサーチのアドオンは複数のスプレッドシートに対して利用できます。
もし卸業者から数千、数万の商品が載ったリストを受け取り、それをLISTIQリサーチに入力するようなケースでは、リストごとに異なるスプレッドシートを用意することを推奨します(複数の業者で商品が重なるような場合は除きます)。
以下はスプレッドシートを分ける時の注意点です。
- 除外リストはスプレッドシートごとに作られ、各スプレッドシート間で共有はされません。それぞれ異なる除外リストを参照します。
- 仕入在庫管理など他のアドオンのメニューから開くことのできるスプレッドシートはイントール時にコピーしたもののみです
- 新しく作ったスプレッドシートは自動ではバックアップされません。設定シートの解説を参照して設定をしてください。
- 欧米輸入SP版では、Amazon仕入れを行うためのスプレッドシートは、設定シートに登録したもののみにしてください。設定シートに登録がないスプレッドシートだと、LISTIQマネジメントとの連携が働きません。
新規スプレッドシートの作成手順
- アクションアイコン「・・・」のドロップダウンメニューの中から「新しいスプレッドシートを作成」をクリックします
- 1枚目のシートと同じ列を持った新しいスプレッドシートがマイドライブのルートフォルダに作られます
- 自動的に新しいスプレッドシートが開かれます
シートを分ける
LISTIQリサーチでは、スプレッドシートの複数のシートタブに対応しています。
例えば
- メーカーごとにシートを分ける
- ジャンルごとにシートを分ける
- 保留扱いの商品だけを集めたシートを用意する
などの使い方ができます。
以下はシートを分ける時の注意点です。
- 各シートの列定義は必ず1枚目のシートと一致している必要がある
- フィルターを複数のシートに同時にかけることはできない
- 「今日の候補」はシートごとに実行する必要がある
- 冒頭の注意の通り、合計の行数が2万を超えると動作が不安定なる場合があるので、その場合はシートではなくスプレッドシートを分ける
新規シートの作成方法
- アクションアイコン「・・・」のドロップダウンメニューの中から「別のシートへ移動」をクリックします
- 表示された「商品の移動」ダイアログの中の「新規作成」ボタンをクリックします
- 1枚目のシートと同じ列を持った新しいシートが末尾に追加されます



商品を別のシートへ移動する
- スプレッドシート上で移動する商品を選択します(範囲選択、複数選択可)
- アクションアイコン「・・・」のドロップダウンメニューの中から「別のシートへ移動」をクリックします
- 「移動先のシート」から移動先を選び「実行」ボタンをクリックします
- 選択中の商品が元のシートから移動先のシートに移ります
