LISTIQレポートは、1時間おきに売上取得の自動処理が走ります。このタイミングと列の追加・削除が重なるとスプレッドシートの値がおかしくなる可能性があるため、列の追加・削除の前には必ず、自動処理をオフにして、完了後にスプレッドシートの再読み込みを行なった後で自動処理をオンに戻してください。

LISTIQのスプレッドシートは非表示になっている1行目に「列定義」という文字列が含まれており、アドオンはこの列定義を認識することで、スプレッドシートの読み書きを行います。

この仕組みのため、スプレッドシートについて以下のことが可能になります
- 列の順番を入れ替える
- 列の追加、削除をする(必須の列でない場合)
- 列定義を含まない独自の列を加える
- インストールされたスプレッドシートではなく、独自に用意したスプレッドシートを使う
スプレッドシートの列や列定義を変更した場合には、必ずスプレッドシートを再読み込みしてアドオンを立ち上げなおしてください。
独自の列の追加
列定義を含まない独自の列を追加することもできます。その際に、フィルタ行にARRAYFORMULA関数を入れることで、全ての行に数式を適用することができます。
例えば、画像のようにグラム換算した重量の列を独自に追加する場合です。

この場合、フォーカスが当たっているフィルタ行には次のような数式を入れます(ここではARRAYFORMULA自体の解説は省きます)。
=ARRAYFORMULA(AK4:AK * 1000)
「EXTRA_COST」列はアドオンからは読み取りを行うだけの列なので、独自列と同様にARRAYFORMULA関数を使うことができます。
例えば、販売価格の消費税(10%)と納品代行費用(1個あたり100円)を合わせた額を「EXTRA_COST」列に入れる場合には、次のようなARRAYFORMULA関数を用意します。
=ARRAYFORMULA(U4:U * 1.1 + 100)
※ U列を販売価格とした場合
列定義の一覧
以下にLISTIQレポートで扱う列定義を一覧します。
「必須」の列は、スプレッドシート中に必ず含む必要があります。
必須 | 列定義 | 説明 | 備考 |
---|---|---|---|
○ | CHECK1 | NEWマークを表示 | |
○ | QTY_REST | SKUの総在庫数 | |
○ | CHANNEL | 販売チャネル | |
○ | ORDERID | 注文ID | |
○ | SKU | SKU | |
○ | ASIN_SELL | 販売ページのASIN | |
○ | IMAGE | 商品画像(販売ページへのリンク) | |
○ | TITLE_SELL | 販売ページの商品タイトル | |
○ | LINK_BUY | 購入先(リンク) | |
DATE_INBOUND | 納品プランを作成した日付 | ||
○ | DATE_SELL | 注文日 | |
○ | PRICE_SELL | 販売価格 | |
○ | PRICE_BUY | 購入価格 | |
SHIPPING_INTL | 国際送料 | 輸入のみ | |
TAX | 関税・消費税 | 輸入のみ | |
EXTRA_COST | その他費用 | 原価に含め、利益計算に反映される | |
○ | AMAZON_FEE | Amazon販売手数料 | |
○ | OTHER_FEE | Amazon以外の販売手数料 | |
○ | SELF_FEE | 自己発送の送料 | |
○ | PROFIT | 利益 | |
○ | PROFIT_RATE | 利益率 | |
NOTE | 備考 | LISTIQマネジメントから転記 | |
THANKS | サンクスメールの送信日 / 送信除外フラグ | LISTIQマネジメントから転記 |